タープやテントの素材に起こる、加水分解とはどのようにしてなるのでしょうか?
加水分解が起こるのは
加水分解が起こるのは、ポリウレタンやポリウレタン系の加工が水分などによって、ベタつき等により劣化します。
ポリウレタンは塩素に弱く、劣化していくので、水道水での洗浄などの塩素の含まれる水の使用は出来るだけ避けやほうがいいでしょう。
ベタつきが有る物は
ポリウレタンコーティングは防水が目的ですので、劣化で防水性能は落ちていると思います。
ベトつきを全て取ってシリコーン剤を使うと良いそうですが、信用できません。
簡単に取れる様なら、よっぽど劣化が進行しているか加工に問題がある可能性があります。
劣化にも場所により進行して、むらが有るので、シリコーン剤の効果についても一時的な物だと思います。
ポリウレタンコーティングが加水分解劣化でザラザラしているのと、シームテープが剥がれている状態だと、防水性はありません。
加水分解したフライ相当の幕体には、シームシーリングするだけでも、屋内の空き部屋に仮設営し、乾燥を待たねばなりません。
テント本体のフロアも、加水分解劣化で浸水してくるので、防水液や防水剤で補修するよりも、新しいテントを購入した方が費用対効果はいいでしょう。
