暑い夏に海辺で行うビーチキャンプでは、キャンプと海遊びが両方できるのがポイントなんですが、普通のキャンプと違うところがあります。
それは、テント内で電化製品などが使えないということです。
ビーチキャンプは、海辺にテントを張って行うキャンプのことです。
キャンプ場でできること
海のすぐ近くにあるものや、砂浜のキャンプサイトがあるところもありますが、キャンプだけでなく、海で泳いだり、釣り、サーフィン、SUP(スタンドアップパドルボード)、ダイビング
、スノーケリング、シーカヤックといったマリンアクティビティを楽しんだりできます。
マリンアクティビティは、海水浴場によって異なります。
海辺でバーベキューやキャンプファイヤーをしたり、海辺から日の出や夕日が見らるなんてことも。
突風でテントが飛ばされやすく日差しが強いので、注意が必要。
砂浜のキャンプサイトでテント泊をする場合は、突風に注意しましょう。
昼は海側から、夜は山側から風が吹く
テントの出入り口が、海側か山側のどちらかを向いていると、風が吹いてきたときに、テントに砂が入ってきたり、テントが飛ばされたりする危険があります。
これを防ぐには、テントの出入り口は、海岸線と平行になるように設置するようにしましょう。
砂浜でのテント泊では、ペグを砂浜に刺すことになるため、通常のキャンプと比べて、ペグが抜けやすくなっています。
砂浜では、砂地用の「サンドペグ」を使ってテントを固定したうえで、ペグの上に砂をかぶせて、埋めるようにすると、ペグが抜けてしまうのを防ぎやすくなります。
日焼けや熱中症の対策も
ビーチは日差しが強く、日陰がありません。
砂浜サイトでキャンプをする場、突風対策に、テントは背の低いタイプや、メッシュ生地など風通しの良いタイプを選ぶといいですよ。
砂浜にテントを張るなら、サンドペグを使用する。
ビーチで休憩する際は、日差しを避けるため、「ビーチテント」か「タープ」を持参する。
ビーチテントやタープの下には、ビーチマットを敷けば、座ったり横になったりして休めるので。
砂浜の上は暑いため、サンダルは必須で、砂浜の上だけでなく、海の中にもそのまま入れる「マリンシューズ」で代用してもかまいません。
日焼け対策として、長袖のラッシュガードか上着、頭から首周辺までを守るハット、日焼け止めなどが有効。
熱中症対策には、水分補給がじゅうようなので、飲み物を入れるクーラーボックスか、「ウォータージャグ」を持って行くように
ウォータージャグは、水を入れられる大きめの容器で、つまみをひねったり、ボタンを押したりすることで、中の水を注げます。
ビーチキャンプにポータブル電源があれば
ポータブル電源があればビーチの上やテントの中で、様々な電化製品を使えます。
海辺でバーベキューをするには
・炭火式
・ガス式
・電気式
の3つの方法があります。
炭火式とガス式だと、火を使いますが、突風が吹くこともある海辺だと、危険も伴います。
ですが、電気式であれば、火を使わずに済む電気式のバーベキューコンロも、使用することができます。
また、気温が高いということも注意したいところ。そこで役立つ電化製品が、扇風機です。
ポータブル電源に扇風機をつないで、テントやビーチテントの中に置いて置くことで、暑いと感じたときに、いつでも涼みながら休憩することができます。