渓流釣りをしていて、根掛かりしてしまったことって一度はあると思います。
根掛かりは、渓流釣りの際に、ハリが水中の枝や草に絡んだり、刺さったり、ハリが石の角に引っかかったりする。
錘が石の隙間に挟まったりと、仕掛けが動かなくなった状態のことをいいます。
仕掛けが立ち木の枝葉に引っ掛っかけることもありますが、これは根掛かりではありません。
もし根掛かりになってしまったときにはこのようにして外します。
根掛かりを外す方法
川の流れの上に移動して、なるべく竿先を水面に近づけて、仕掛けを流れてきた方向(上流側)に引くよう(仕掛けの動きを逆に戻す動き)にします。
これがダメなら、根掛かりした場所より下手に移動して、竿先を水面に近づけて下手に竿を煽ります。
これでもダメなら手前(自分)の方に竿を煽ります。
もし、外れないなら、竿を手元から仕舞って手元に糸を近づけ、糸をじわっと引きます。
仕掛けが切れて、錘が飛んでくることもあります。
いずれの方法も、竿を引く(または煽る)と、竿を傷めたり折れたりする可能性があるので、竿が曲がる限界以上に引かないようにして下さい。
竿を傷めないようにするには、竿が曲がる限界の7~8割り程度で煽り、惰性で竿が極限以上に曲がらないように調整する。
これ以外にもこれはやっちゃいけないという外し方があって、でもやっちゃいけませんよ。
根掛かりを、竿を煽って外す(仕掛けを切る)際に、竿の強度が糸の強度の1.5倍以上ないと竿を傷めることになります。
仕掛けを外すために川の中にジャブジャブ入っていく人がいますが、仕掛けを現場で作れない人は渓流釣りをする資格はありませんね。