登山を始めたいけれどアウタージャケットを選ぶときの基準ってある。
天候や気温のことがあるので、それによって異なります。
登山をする際の基本となる服装
基本は、
レイヤリング(重ね着)といって。ベースレイヤー(アンダーウェア)、ミドルレイヤー(ミッドウェア)、アウター(アウターシェル)と3層が基本のレイヤリングとなります。
気温や天候、行動中や休憩中しているときは、3層のほかに、2層や4層、5層にしたほうが快適な場合もあります。
アウタージャケットにも種類があるのをご存知ですか?
大きく分けて
「ハードシェル」「ソフトシェル」「ライトシェル(ウインドシェル)」「レインウェア」の4種類があります。
「シェル」とは
日本語で「殻」という意味。服装の一番外側に身にまとう事で体を、風雨や寒さから守ってくれることから、防風、防寒、防水透湿性能を持ったアウタージャケットのこと。
雨や雪など、外からの液体や個体の水を内部に通さず(防水)、ウェア内部の湿気を外に通す(透湿)機能として、
防水透湿性能というのがあります。
中でも、ハードシェルはアウターの中でも最も防風防寒機能や防水透湿性能が高いので、厳冬期の雪山登山や春秋でも3000m級の登山など、厳しい環境でも耐えることができます。
岩や氷などで擦れて破けることがないように、生地は厚く丈夫にできていて、防水性だけでなく、雪が付着しないような加工が施されています。
ハードシェルの素材にはゴアテックス(GORE-TEX)が使用されているのですが、その特徴として防水性と透湿性を両立させていることにあります。水蒸気は通すが雨は通さない素材でできています。
機能性を考えるとゴアテックス素材のウェアを選ぶほうがいいですね。

ハードシェルの特徴
外からの雨や雪を遮断しつつ内側からでる汗の蒸れを外に逃がす機能があり、.ベンチレーション(換気)という機能が付いている。
内側がこもらないように換気機能が両脇下についていて、そこで温度調節がはかれる仕組みとなっています。
そして、丈夫なつくりで破れにくいということ。
ソフトシェルよりは、丈夫でハード、耐久性も高いので、活動にも耐えることができます。
雪山などの登山や山岳スキーを想定して作られているので、生地も、シャカシャカしていて固く、破れにくくなっています。