黒のダイヤともいわれ、高値で取引されるオオクワガタですが、初めて捕まえるとなれば、難しいです。
生息地が限られていたり、捕獲したことがあるという方は少ないのではないだろうか。
プロだったら、いる場所がわかるので、あっさり捕獲してしまうと思うけど、実は、初心者でもポイントさえ押さえておけば捕まえることができます。
クワガタが採れる時期と場所
一般的にクワガタというのは、7月から8月にかけて採れるのですが、できれば6月に狙うほうが良いです。
木の種類は主に、クヌギにいるのですが、コナラやミズナラによくいます。
近くに雑木林があれば、探してみて下さい。
オオクワガタは風通しの良い雑木林を好みます。大自然な場所というよりも、人間が管理している方が条件です。
捕獲するポイント
時間帯は早朝、もしくは日が沈んでから、基本、夜間に活動が活発になるので、日が沈む時間帯から捕まえに行くのもありです。
風が強く吹いていないとき、気温が25度以上ある、新月の時などは捕まえやすいです。
重要なのは、高い木に生息しているということ。5メートル以上の高いところにオオクワガタはよくいます。
オオクワガタは、木に生息している以外にも、光に寄ってくる性質があります。
それを利用して白い布にライトを照らすことで、付近に生息していれば飛んでくる可能性があります。
ある程度のクヌギの木があればウロ(穴)にいることがあります。
懐中電灯やヘッドライト、「ピンセットやかき出し棒」があれば捕まえるときに便利です。
ただ、乱獲しすぎると絶滅する恐れがあるので注意して下さい。
オオクワガタはたまに公園の林にいることがあって、公園の林にいるのは野生のものではありません。
養殖されたものを購入して飼育していたが事情で公園に放してしまう方が多いそうです。
天然と養殖には違いがあって、飼育下で育てられたものは十分すぎる栄養を与えられているので、羽がかなり膨らんでいます。
なので、しわや水ぶくれがあったりするのですが、野性はしわがなく、見た目もスリムで締まった印象です。
有名な場所に生息しているオオクワガタは養殖を放している方がいるので注意しましょう。