ボルダリングをするときに必要なのが握力です。
トレーニングを行い。握力を鍛えることで得られるものというのが、保持力やピンチ力、カチ力、ものを開く力と呼ばれる4つの力。
これら4つの力を手に入れることで、上達することができます。
ではこの4つの力を見ていきましょう。
握力を鍛えることで得られる力
保持力
握力を鍛えることで、ボルダリングでは保持力アップに繋がります。
初心者の場合、保持力を重要視する必要はないのですが、3級や2級など、中級・上級者の課題になるほど保持力が課題になります。
ボルダリングが強いのは、保持力が強いということで上級者になればなるほど保持力が強いということになります。
ピンチ力
中級・上級のピンチを触ったことはあると思います。
グレードが上がるにつれて、とても悪いピンチホールドがついていることが多く、本当にこんなピンチ持てる人がいるの?と思うぐらです。
課題をクリアするためには、持ちにくいピンチホールドを保持するピンチ力が必要になります。
ピンチ力をつけるには、握力を鍛えること。
握力を鍛えれば鍛えるほど、ピンチ力も養われます。
カチ力
上級者になるにつれ、小さくて薄いカチが登場したりします。
握力トレーニングをすると、指の筋肉も鍛えることができるのですが、闇雲にトレーニングしてもカチ力はつきません。
指先でホールドを保持する力に特化したトレーニングを行なうとカチ力をつけることができます。
ものを開く力
ボルダリングと全然関係ないのですが、実は非常に重要。
保持力など握る力を鍛える際に、同時にバランスよくものを開く力の握力も鍛えないとケガを引き起こしてしまうことがあります。
がっつりトレーニングしなくてもいいのですが、鍛えると指のケガの防止に繋がるので、握力を鍛えるときは、他3種類と同じようにものを開く力も鍛えて下さい。
間違った握力の鍛え方をしている方に、こんな動画もあります。